『トコロ(空間)表現をめぐる日中対照研究』

『トコロ(空間)表現をめぐる日中対照研究』
■書名:『トコロ(空間)表現をめぐる日中対照研究』
■著者:成戸浩嗣

■ISBN 978-4-87220-133-8
■体裁 A5判/398p 【上製・函入】
■本体価格 8,000円

言語の表現形式にはその言語を使用して生活している民族集団のコトガラ(事象、現象、心象)に対する認識の仕方が反映されていることが多い。本書の分析には、この認識の抽出に貢献できる記述が随所に見られ、この研究の成果は比較文化論の研究の深化と発展に寄与し得るものである。〈序文より〉

【目次】
第Ⅰ部 中国語前置詞“在”と日本語格助詞の対照
序章 研究の対象と方法
第1章 “在・トコロ”と「手段・デ」/第2章 “在・トコロ”と「トコロ・ノ」/第3章 “在・トコロ”と「非トコロ・ニ」/第4章 “在・トコロ”と「客体・ヲ」/第5章 “在・トコロ”と「トコロ・ヲ」/第6章 “ 从・トコロ”と「トコロ・ヲ」/第7章 “在・トコロ”と「トコロ・カラ」/第8章 身体部分表現の日中対照(1)/第9章 身体部分表現の日中対照(2)/第10章 むすび
第Ⅱ部 存在表現、進行表現、動態表現
序章 研究の対象と方法
第1章 いわゆる存在表現にみられる動作性/第2章 動作の結果としての存在を表わす表現/第3章 “在・トコロ+V”表現のアスペクト性/第4章 “在・トコロ”が表わす進行アスペクトの諸相/第5章 “在・トコロ+V”と“在・トコロ+V彭” / 第6章 動態を表わす“トコロ+V彭+N”表現と“在” /第7章 むすび


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